コンパクト破魔弓を見て頭をよぎった正月らしい曲

2 10月

コンパクト破魔弓を見て頭をよぎった正月らしい曲

高校の入学式で、軽音部の先輩たちが歓迎のためにコンサートを体育館で開いてくれました。
その時、たった年齢が1つか2つしか違わないのに、大人びた容姿と迫力のあるサウンドで、音楽に魅了されてしまいました。
それからの高校生活は勉強よりも音楽に囲まれた生活になりましたが、何とか頑張って大学に合格することができました。
大学でも勉強をしなければならないと理解していますが、やはり音楽に夢中になって毎日刺激的な日々を過ごしています。

真っ先に浮かんだのはU2の「new year’s day」

大学進学のために独り暮らしをしていますが、正月だけは実家に戻ってくることが条件になっています。
そのため12月30日から毎年帰省して、三が日は実家で過ごすことにしています。
実家はやはり寛ぐことができて最高ですが、音楽に囲まれた生活ができないのは少し残念です。

新年があけたので家族全員で近所にあるお寺に初詣に行くことにしましたが、小さなお寺でしたがかなり混雑していました。
お正月用の飾りが作られているので、いつものお寺より華やかな雰囲気がありました。
飾りの1つに、コンパクトな破魔弓が飾られているのを見ましたが、それを見ているとなぜかU2の「new year’s day」という曲が頭の中に浮かびました。

目に入るものすべてを音楽に結び付けてしまうというのは、かなり重症かもしれないと感じましたが、そんな自分が嫌いではありません。
初詣をした帰りは、ずっと頭の中で「new year’s day」のメロディーがまわっていました。

ABBAの「Happy New Year」も定番かな

帰宅すると母親が用意してくれたお節料理を食べることになりましたが、小さい頃は何とも感じなかったのに、大人になってお節料理を見ると豪華で縁起物だと嬉しくなります。
家族の健康を祈って、1つずつ手作りをしてくれたことに素直に感謝すると同時に、こんなにお節料理というのは上品で美味しいものだったのかと感じました。

子供の頃は、ジャンクフードやお菓子が食べたいという気持ちでいっぱいだったので、お節料理のありがたさに気付きませんでしたが、ようやく自分も大人になったかもしれないと考えました。
お節料理を食べながら家族と話しをしていると、今度は頭の中にABBAの「Happy New Year」というメロディーが流れてきました。

思わずメロディーを口ずさんでいたら、それを聞いた両親が懐かしいと言い出したので驚きました。
実は両親にとって、ABBAは青春の象徴のような存在らしく、素晴らしい音楽は時代を経て受け継がれるものだと感慨深くなりました。

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